タモリ口火の「お疲れ様禁止」 「こんにちは」導入の会社も (1/2ページ)

2015.08.04

 「子役が誰彼かまわず『お疲れ様です』といって回るのはおかしい」−−タモリのこんな発言が大きな波紋を呼んでいる。

 きっかけは7月26日放送の『ヨルタモリ』(フジテレビ系)。タモリが、「『お疲れ様』というのは、元来、目上の者が目下の者にいう言葉。これをわかっていないんですね」と力説し、民放連(日本の民間ラジオ・テレビ業者が所属する団体)が子役に「お疲れ様」といわせないよう申し入れをすべきだとまで提言したのだ。

 「我が意を得たり」と声を上げたのが中高年世代である。

 「先に帰る若手社員に『お疲れ様です』といわれるとカチンとくる。そこは『お先に失礼します』だろう!」(50代男性)

 「後輩に上から目線でいわれているようで、嫌だ」(40代男性)

 「お疲れ様」が悪いのか、気にするほうが悪いのか。日本語教育研究者で山形大学地域教育文化学部准教授の園田博文氏はこう話す。

 「『ご苦労様です』『お疲れ様です』というのは、本来、人をねぎらう言葉。目上の人が使うのが伝統的で、目下の人が目上の人に使うのは失礼にあたります」

 若い世代は、タモリの指摘にショックを隠せない。

 「ビジネスマナー講習で『ご苦労様』は失礼だから、『お疲れ様』を使えと教わったのに」(20代男性)

 園田氏によれば、こうした世代間ギャップが生じ始めたのは、ここ10年から20年ほどのことだという。

NEWSポストセブン

 

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