ハロウィーン仮装 今年の主役は?

2015.10.20


ニューヨークではハロウィーン用としてドナルド・トランプ氏のマスクも売られている(ロイター)【拡大】

 米国でのハロウィーン体験は、ちょっとしたアドベンチャーだ。

 起源はケルト人の秋の収穫祭といわれ、悪霊を追い払い、魔女から身を守るために仮面をかぶる。カトリックの祭りだったが、プロテスタントの多い米国でも年中行事となっている。

 毎年10月31日の夜、仮装した子供たちが「トリック・オア・トリート(お菓子をくれないと悪さするよ)」と近所の家々を回る姿は、かわいい。しかし、子供が主役なのに、脇役は魔女やガイコツやコウモリ、クモやお墓などのクリーピーな(気味悪い)世界。ゾッとするけど奇妙に明るい黄泉の国は、日本人には理解し難いから、映画で知るのが近道かも。

 例えば「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」(1993年)。ティム・バートン特有の不気味さで死後の世界が描かれるアニメの秀作だ。「ハリー・ポッターと賢者の石」(2001年)では、ホグワーツ校の大広間の宙に浮かぶジャック・オー・ランタン(魔よけのカボチャ)が、不思議世界へと誘う。

 子供の衣装に凝るのも楽しい。女の子ならディズニーのヒロイン。今年は「イントゥ・ザ・ウッズ」にちなんで、シンデレラや赤ずきんが活躍しそう。男の子ならアメコミ「アベンジャーズ」のヒーロー、アイアンマンやキャプテン・アメリカか。「ジュラシック・ワールド」やヒットアニメ「ミニオンズ」の新しいキャラもいい。

 大人だって仮装してお出かけする。女子の定番は魔女だが、セクシー・ナースやセクシー女教師などコスプレ風も。男性ならドラキュラ。人気TVドラマ「ウォーキング・デッド」のゾンビならメークで勝負できそうだ。カツラ疑惑のトランプ共和党大統領候補もアリだろう。

 日本では近年、お祭り騒ぎのマナーが批判されているが、米国では宗教を離れフィーバーする傾向にある。ウエスト・ハリウッドのゲイの街、サンタモニカ通りのカーニバルが有名で、映画関係者の多い土地柄とあって仮装は念入りだ。

 タイム誌ではアイデアを掲載している。金髪に真っ赤な口紅のテイラー・スウィフトと親衛隊。アイドル歌手のアリアナ・グランデは、店頭のドーナツをなめるところをカメラに撮られネットで流され赤恥をかいたが、その“ドーナツ”も仮装の対象に。

 日本でもどこまで独創的な仮装が現れるのか、楽しみになってきた。 (板垣眞理子)

 

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