【TVクリップ】鈴木砂羽が「なんで私?!」 ドラえもん声優・大山のぶ代の半生を マネしようなんて…「唯一無二の声ですから」

2015.12.07


 「ドラえもん、母になる〜大山のぶ代物語〜」主演の鈴木砂羽さん。手にしているのは大山のぶ代さんの所有するドラえもんの人形=11月21日、東京都新宿区(早坂洋祐撮影)【拡大】

■「ドラえもん、母になる 〜大山のぶ代物語〜」 NHKBSプレミアム 13日午後10時

 「ぼく、ドラえもんです」。このフレーズを聞くと、声優・大山のぶ代さんの、あの声が思い浮かぶ人も多いだろう。その大山さんがドラえもんとして生きた26年間を振り返るドラマで、大山さん役を演じる。

 「最初は『なんで私が!?』と驚きました。確かに私は割と世話好きで、ネコ好きですが、まさか大山さんご本人役とは…」

 オファーを受けたときに感じたのは、「自分と全然違う人を演じる楽しさ」だったという。「(認知症での)闘病生活のことは知っていましたし、初めて知ったときはショックでした。でも、役者魂が勝つというのでしょうか。プレッシャーよりも、どう作品を作るのか、という楽しさを強く感じます。大山さんの声については、最初からまねをしようとは思いませんでしたね。だって、唯一無二の声ですから」

 アニメ初期のドラえもんは、自分のことを「オレ」と言ったり、のび太に乱暴なことをしたりと、現在のドラえもんとはかけ離れていた。このドラえもんのキャラクターを柔らかく変えたのは、大山さんだった。テレビが子供に与える影響力の大きさを考えてのことだったという。

 今作では、ドラえもんを通じて子供たちに夢や希望を伝えようとした大山さんの知られざる物語や、過去のつらい出来事、夫で俳優の砂川啓介さんとの「夫婦の絆」が描かれる。「今作は『大山さんの愛』にフォーカスした番組。声優としてはもちろん、一人の女性としての大山さんを演じたいと思っています」

 近年、NHK朝ドラ「まれ」や、ドラマ「オトナ女子」など多くの映像作品に出演。幅広い役柄を演じ、存在感を高めている。「私、演じる役柄の振り幅が大き過ぎるだろう!とは思ってます(笑)。ただ、今回のような役は役者冥利(みょうり)につきますし、こういう機会を与えられるたびに武者震いがしますね」

 撮影に備え、前髪は「大山さん仕様」に切りそろえた。自身も大のドラえもん好きで、「スタッフよりドラえもんに詳しい」との噂も。「もちろん、漫画は全巻持っています。小学生のとき、初めて自分で買った漫画だから思い入れは強いですし、ひみつ道具の効果は今でも分かりますよ」。自ら台本に描いたドラえもんの絵は相当、うまかった。(本間英士)

       ◇

 <すずき・さわ>昭和47年生まれ。静岡県出身。平成6年の映画「愛の新世界」で主演デビュー。その後、「あぐり」や「相棒」などのドラマに出演。今年もNHK朝ドラ「まれ」や映画「俺物語!!」などで印象的な演技を披露している。写真で一緒に写るドラえもんのぬいぐるみは、大山のぶ代さん自身が所有するものだという。

 

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