お笑い芸人、渡辺直美(28)が、23日公開の「映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」(高木淳監督)で、ブラジル人の女の子役でゲスト声優を務めた。歌姫ビヨンセのダンスのモノマネに定評があるだけに、ダンス好きというハマリ役で作品をグッと盛り上げている。
小学3年生のまる子らと、世界5カ国から来た子供たちの交流を描く物語で、テレビアニメ放送25周年記念作。渡辺はブラジルから来たジュリア役で、サンバを踊る陽気な少女という役どころ。
「踊るジュリアをやるのは私しかいないと思いました。声を高く設定してきつかったんですけど、かわいらしさがよく出ていて違和感もなくいい感じになっています」
渡辺と言えば日本人の父と台湾人の母を持つハーフで台湾生まれ。同アニメは「もちろん小さい頃から見ていました」。
レギュラーのキャラクターではやはり「まるちゃんに似ています〜」。
「ズボラで朝起きられなかったり、人のせいにしたり、ずる賢かったり。子供の頃の私は、ほぼまるちゃん、です」
昨年は5月から3カ月間、ニューヨークにダンス&語学留学した。
「先輩のオリエンタルラジオの中田敦彦さんの『短所より長所を伸ばせ』というアドバイスを聞き、自分の長所と思う表現力を学びたくて。留学で分かったことは、自分の良さとかやりたいことは、口に出さないとわかってもらえないし、いつまでたってもできない、負けますね」