新アルバムに見えた明菜の“覚悟” (1/2ページ)

2016.01.20


攻めに転じた中森明菜。新作アルバムの評価は上々だ【拡大】

 中森明菜が再びアーティストとしての力を見せつけている。

 昨年暮れ、6年4カ月ぶりに発売されたオリジナルアルバム『FIXER(フィクサー)』は、初週1月11日付のオリコンで週間アルバムランキング7位に初登場。明菜としては、95年の『ラ・アルテラシオン』で初週7位を獲得して以来、20年5カ月ぶりの上位となる。

 6日から配信もスタートし、オリジナルアルバムでは初めてとなるレコチョク・デイリーランキング1位を獲得した。

 制作には1年が費やされた。その間、アメリカで4つの州を移動しながら、それぞれの場所で感じた風土、におい、風景がベースになっているという。

 一昨年の紅白歌合戦に登場し、ニューヨークからの中継で『Rojo−Tierra−(ロホティエラ)』を歌ったが、そのとき既にアメリカでアルバム制作に入っていたということだ。収録するのは同曲も含め11曲。

 中でもタイトル曲『FIXER』は、2月公開の映画「女が眠る時」のイメージソングに起用されている。映画はベルリン映画祭銀熊賞受賞監督、ウェイン・ワンがメガホンを取り、ビートたけしと西島秀俊の共演でも話題。若く美しい女性と男の異常な関係や、変わっていく妻との関係、覗きへの罪悪感などを描く異色作。明菜の声や迫力がミステリーを盛り上げる。予告編のタイトルコールも、明菜が引き受けている。

 彼女のオリジナル曲が映画に使われるのは、91年の「天河伝説殺人事件」での『二人静』以来25年ぶりとなる。

 アルバムは、明菜が眠るときに感じる“真の思い”を詰め込んだという。『欲動』というタイトルで自身の内面をえぐり出しながらもスケール感を感じさせる曲や、都市や大地を連想させる歌、日常の素晴らしさが描かれる作品、さらには希望の光が伝わる一編など、新しい作家陣と組んだ。彼女の良さを引き出し、世界観を大きく広げている。

 

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