ロンドン彩る美人路上歌手 ヨーコ支える「寅さん」

2016.01.21


ロンドンで路上ライブを続けているヨーコ・ハレルヤ【拡大】

 ヨーコ・ハレルヤをご存知だろうか? ロンドンの地下鉄構内でバスキング(路上演奏)を毎日続けている若き日本人女性歌手で、英国政府公認のミュージックライセンスを持っている。

 2011年3月11日、東日本大震災の日もバスキングをしながら、ロンドン市民から6581ポンド(約120万円)の投げ銭を集め、英国赤十字を通じて被災地に寄付をした。その姿は当時、フジテレビの勝又隆幸ロンドン支局長の目に留まり、日本の番組でも放映された。

 そのヨーコが先日、勝又さんに伴われ私の小さな出版社を訪れた。小柄ながら眼力は鋭かった。

 話し出すと、「高須さん、独りぼっちはキツイけど、バスキングは楽しいよ」とケラケラ笑う。毎日ギター1本で4時間から10時間にわたり、素直で伸びのある声を響かせる。急ぎ足の人々が立ち止まり耳を傾ける。

 「渥美清の男はつらいよシリーズが心の支えになっているのよ」と、意外な手本を口にした。フーテンの寅とヨーコの共通項はズバリ郷愁だ。葛飾柴又ならぬ彼女の故郷、香川県の小さな町を想う。「いつか錦を飾りたい。雨露をしのげる地下鉄駅は“バスカー(路上歌手)”にとって最高のステージなの」

 とはいえ、聞けばバスカー同士の縄張り争いが絶えず、地下鉄駅での演奏は許可制になった経緯がある。ヨーコは申請から10カ月でオーディションに合格し、2007年に許可証を手にした。

 レパートリーは、ビートルズのナンバーや、日本らしい「スキヤキ」、それにユーミンの「卒業写真」、松田聖子の「赤いスイートピー」など日本のポップスも紹介しているという。

 そんな彼女が2月19日午後7時から東京・銀座7丁目の「まじかな」で凱旋ライブを開く。大震災から6年目の節目も近いこの日、ロンドンの風をまとったヨーコのパフォーマンスを私は断固、応援する! (出版プロデューサー)

 ■高須基仁の“百花繚乱”独り言HP=「高須基仁」で検索

 

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