【今だから明かす あの映画のウラ舞台】香港で出会った大スター 「千葉空手」生んだブルース・リーの死 (2/2ページ)

2016.03.18

「激突!殺人拳」でアクションスターの地位を確立した千葉真一
「激突!殺人拳」でアクションスターの地位を確立した千葉真一【拡大】

  • <p>「激突!殺人拳」(DVD発売中、2800円+税、販売:東映、発売:東映ビデオ)</p>

 しかし、帰国から10日後、香港の知人から福永に連絡が入った。

 「ブルース・リーが死んだ」

 その後ハーベスト社のプロデューサーから、リー主演「怒りの鉄拳」の上映権を信じられない低価格で売り込んできた。福永はフィルムを取り寄せ、社内試写で岡田茂社長(当時)に見せた。

 「社長は『これなら千葉でやれる』の一言。早速、京都撮影所に製作指示が飛びました」

 その第1作が「激突!殺人拳」(74年)。73年末公開「燃えよ!ドラゴン」(ワーナー配給)のヒットの影響もあり、大評判に。以後、千葉の本格的空手映画が続々と作られた。「千葉主演作は海外にも売られ、アニメに次ぐ稼ぎ頭になった」

 福永は、アメリカで付けられた「サニー・チバ」の名前とダウンタウンで人気急上昇と報道された現地紙を取り寄せ、千葉空手を大いにアピールした。 (敬称略)

 ■福永邦昭(ふくなが・くにあき) 1940年3月17日、東京都生まれ、76歳。63(昭和38)年、東映に入社。洋画宣伝室や宣伝プロデューサー、宣伝部長、東映ビデオ取締役を経て、2002年で定年退職。一昨年、「日本元気シニア総研」に参加し、研究委員、シニアビジネスアドバイザーの資格を取得。29日に講演「シニア世代のアプローチ法・プロモート術」を渋谷区総合文化センターで開催。問い合わせは同総研((電)050・5533・3100)

 

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