ディズニー最新作『ズートピア』の世界観 中江有里氏「深いテーマを動物を通してわかりやすく」

★ディズニー映画最新作「ズートピア」の世界観を語る(2)

2016.04.19

映画「ズートピア」(C)2016 Disney. All Rights Reserved
映画「ズートピア」(C)2016 Disney. All Rights Reserved【拡大】

  • <p>中江有里氏</p>

 子供向けのCGアニメーションだと思ったら大間違い。私たち大人も、最後までワクワクしながら観ることができます。

 物語の舞台は、それぞれの種の違いを「あるがままの個性」と認め合って共存する動物たちの楽園「ズートピア」。肉食動物の連続失踪事件をきっかけに、草食動物と肉食動物を分断させようとする楽園の暗部が浮き彫りになります。

 人間社会にも通じる差別や偏見、そして私自身も持っている先入観…。けっこう奥が深いテーマを、動物を通してわかりやすく描いています。

 正義感とはいったい何なのか? 恐怖や対立はどういうところから生まれるのか? アニメーションだからこそ、本質を突くこともできるんですね。

 ストーリー展開も上手で、映画が始まって20分ぐらいで、主な登場人物や話の流れがしっかりと描かれています。

 主人公のウサギの新米警察官ジュディが田舎から「ズートピア」に出てくるときの期待と不安は、私が15歳で大阪から上京して芸能界入りしたときと同じ感覚。そのことを思い出しましたね。

 最初は反発していたジュディとキツネの詐欺師ニックのコンビが、信頼を築いていく過程がいいですね。ジュディがニックを傷つけてしまうシーンは印象的でした。

 あと、いかにも役所の窓口にいそうなナマケモノが笑わせます。うまく人間と重ね合わせていて、ひねりが利いていました。

 アニメーションってどんどん進化するんですね。

 〈ストーリー〉動物が人間のように暮らす“楽園”ズートピア。誰もが夢をかなえられる人間も顔負けの超ハイテク文明社会に、史上最大の危機が訪れていた。立ち上がったのは、立派な警察官になることを夢見るウサギのジュディ。夢を忘れた詐欺師のニックを相棒に、彼女は奇跡を起こすことができるのか…? 『アナと雪の女王』『ベイマックス』のディズニーが“夢を信じる勇気”にエールを贈る、感動のファンタジー・アドベンチャー。

 〈近況〉中江有里 文芸誌「BOC」に書き下ろし短編小説「リアン」を掲載。「ジュディとニックのぬいぐるみが欲しくなりました」

 Disney.jp/Zootopia

 ※全米オープニング興行成績(2016.3.4〜3.6)Box Office Mojo調べ

 

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。