【今だから明かす あの映画のウラ舞台】コメディー編(下)トラック野郎、逮捕! 電飾エスカレートで警察のマーク厳しく (1/2ページ)

2016.04.22

ど派手なデコトラも「トラック野郎」の人気を押し上げた=1977年
ど派手なデコトラも「トラック野郎」の人気を押し上げた=1977年【拡大】

  • <p>「熱風5000キロ」でヒロインを演じた小野みゆき(中央)と文太・キンキンの主役コンビ=1979年</p>

★コメディー編(下)

 東映お得意の“不良性感度”満載の「トラック野郎」シリーズ。宣伝担当の福永邦昭は電飾ギラギラの“デコトラ”(デコレーショントラック)をフルに使ったプロモーションを計画していた。

 公開直前に完成した第1弾「御意見無用」の舞台は青森、岩手、宮城の東北3県。そこで考えたのが仙台・七夕祭りに合わせたデモンストレーション。試写ができないのを逆手にとってバスをチャーターしてマスコミを仙台に集め、菅原文太、愛川欽也コンビのトラック野郎ぶりを大々的にアピールした。

 「仙台は文太さんの故郷だから、派手なトラックと地元ファンの熱狂的な歓迎ぶりで大盛り上がり。映画を見ていないマスコミも文太さんも大乗りで協力してくれたおかげで、その後、全国各地の夏祭りで劇用デコトラと2人のキャンペーンを敢行し大成功だった」

 映画人気とともにデコトラにも子供から大人まで熱い視線が集まった。当時、アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデルが大流行。アニメの宣伝も多く手掛けていた福永にはお手のものだった。

 「当時、玩具メーカーのバンダイにプラモデルを、ポピーに超合金を作ってもらい商品化した。子供とマニアの間で、大きな話題を呼んだ」

 一番売れたのが文太運転の「一番星号」。当時は数千円だったが、電飾が光るギミックが付いており、今ではマニアの間で30万〜40万円で取り引きされているという。

 

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