【今だから明かす あの映画のウラ舞台】角川番外編 渡辺典子と原田知世“違い”際立たせ (1/2ページ)

★角川 番外編

2016.05.27

「伊賀忍法帖」の渡辺典子(左は真田広之、1982年)
「伊賀忍法帖」の渡辺典子(左は真田広之、1982年)【拡大】

  • <p>「時をかける少女」でデビューした原田知世(83年)</p>

 「角川3人娘」の“長女”薬師丸ひろ子(51)をスターに押し上げた福永邦昭をキャップとする東映洋画宣伝チーム。続く渡辺典子(50)、原田知世(48)では、それぞれの“違い”を際立たせた。

 「存在感のある優等生のひろ子に比べて、1歳年下の典子は美少女タイプ。派手さはないが演技力に高い評価があった」

 典子のデビューは17歳。真田広之主演の時代劇「伊賀忍法帖」(1982年)の相手役オーディションで選ばれた。

 福永は衣装デザイナーとして、当時売れっ子のコシノジュンコに白羽の矢を立てた。コシノにとって映画衣装は初経験、しかも時代劇。引き受けるかどうか慎重だった。

 「何度も会い映画の狙いを説明した。最後は『すべて私に任せてくれるのならギャラはいらない』と言っていただき、やっとOKをもらった」

 京都の織物商と相談して生地から作る、力の入れよう。特に真田、典子の衣装は斬新なデザインが話題を呼んだ。「おかげで映画は当たり、典子の知名度もアップ。コシノさんは本当にデザイン料を受け取らなかった。その分、生地代、仕立て代が高くついたけど…」

 典子の2歳下の知世は「伊賀忍法帖」のオーディションのとき、チャイナドレスで特技のバレエを披露。その華麗な姿と爽やかな雰囲気が角川春樹プロデューサーの目に焼き付いた。

 角川は、薬師丸とは異なる女優像を模索。女優の基礎をたたき込み、83年に筒井康隆原作「時をかける少女」で鬼才、大林宣彦監督に託した。

 

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