【発掘!流行り歌 徒然草】「タコをゆでた音」って!? 爆笑レコーディング 小松政夫「しらけ鳥音頭」(1977年) (2/2ページ)

2016.07.05

小松政夫と伊東四朗の破壊的なコントはしらけ鳥から電線音頭へとつながっていく=1977年
小松政夫と伊東四朗の破壊的なコントはしらけ鳥から電線音頭へとつながっていく=1977年【拡大】

  • <p>小松政夫「しらけ鳥音頭」(1977年)</p>

 というのも、宮川はユーモアのある愉快な人で、仕事がなくても、よく遊んでもらっていたこともあり、その音楽観も信望していたからだ。

 普段と違い、レコーディングも実に楽しかった。シンセサイザーが出回った頃で、音色を決めるときに、宮川がオペレーターに「う〜ん、タコが赤くゆであがったときの音」なんていうから、みんなで爆笑しながら、ひとつひとつ音を重ねていった。

 小松政夫の歌入れも楽しかった。番組と違い、ひとりブースに入れられて、ヘッドホンをつけて歌うのは初めてだった小松。最初は間合いが取れずに硬かったが、いったん乗ってくると身ぶり手ぶりで熱くなり、何度もテイクを要求してきた。こんなに笑いに包まれたレコーディングは初めてだった。

 こうして1977年11月に発売された「しらけ鳥音頭」は、企画物としては30万枚超えの大ヒットとなった。 (敬称略) 

 ■獅子丸好(ししまる・こう) 本名・篠木雅博。徳間ジャパンコミュニケーションズ顧問。1950年生まれ。渡辺プロダクションを経て、東芝EMI(現ユニバーサル)で制作ディレクターとして布施明、アン・ルイス、五木ひろしらを手がけた。徳間ではリュ・シウォン、Perfumeらを担当した。

 

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