驚きのお宝眠る地方都市の名家訪問 「発見!にっぽん家宝探訪2」

★「発見!にっぽん家宝探訪2」(BSフジ、24日午後9時)

2016.07.23

ナビゲーターの小倉久寛が日本中を飛び回る
ナビゲーターの小倉久寛が日本中を飛び回る【拡大】

 それにしても、お宝というのはあるものなんだなと改めて実感させられる番組だ。何百年も続く地方の名家には、驚くような“家宝”が眠っているのだ。

 番組では俳優、小倉久寛が、その家宝を発掘するため、九州や東北にとぶ。お宝が眠る名家は、それに恥じないような歴史の1ページに名を刻む街にある。この街にしてこの名家ありである。

 長崎・島原の金物屋は創業明治10年という。建物は幕末期に建てられたというから、それだけで家宝のようなもの。そして、創業当時に販売していたという道具類も、新古品として売っているのだから驚かされる。

 で、家宝は、狩野派の絵師、狩野興信が描いたとされる「青龍」の掛け軸。2本にわかれた掛け軸はまさに迫力の作品。意外なものが、意外なところに眠っている。これぞお宝。

 宮城・栗原の旧家の欄間には、東北有数の大工集団「気仙大工」の手による“コテ絵”が残されている。気仙大工の中でも名工とうたわれた職人、吉田春治の作とうたわれているが…。

 長崎・佐世保ではやはり武家の旧家で勝海舟の直筆掛け軸を発掘。この家からは幕末期の出来事を書き残した古文書も多く見つかっている。歴史を感じさせる一品が、ぞろぞろと出てくるから面白い。

 それにしても、こうしたお宝が残されているのは、地方都市が多い。戦禍を免れたということだろう。米軍の空襲さえなければ、日本中にもっと多くのお宝が残されていたのではと思うと、残念でならない。

 番組では一応、発掘されたお宝を鑑定するが、歴史的な価値と、骨董品としての市場価値との間にいささか解離があることがリアルでもある。鑑定額を聞いて、持ち主のちょっとがっかりした顔、何ともいえない上気した顔などが浮かぶ。

 大切な家宝だとは分かっちゃいるけど、やっぱりそこが気になるというわけだ。 (F)

 

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