【発掘!流行り歌 徒然草】カセット企画「架空実況中継 阪神タイガースが優勝した日」(1983年) 2年後には現実に 「優勝させちゃえば」一言から始まった (1/2ページ)

2016.08.02

カセット企画「架空実況中継 阪神タイガースが優勝した日」(1983年)
カセット企画「架空実況中継 阪神タイガースが優勝した日」(1983年)【拡大】

  • <p>2年後、本当にファンが熱狂する瞬間が訪れた</p>

★カセット企画「架空実況中継 阪神タイガースが優勝した日」(1983年)

 いつの時代もプロ野球の巨人−阪神戦は大いに盛り上がる。今年は少々低調だが、阪神ファンは熱狂的で時に暴走することもしばしば。一方の巨人ファンはどこか冷めており、おとなしい。土地柄というものか。

 1983年のある日、仕事仲間と野球談議をしていると、阪神は19年間もリーグ優勝がなく、ファンは爆発寸前だという話になった。すると誰かが「優勝させちゃえば」と言い出した。

 そうだ、架空でいいから優勝させてしまおう。阪神ファンなら架空でも大フィーバーしそうな予感がした。どこか冷めた巨人ファンでは成立しない企画だ。

 さっそく用意した台本は、野球のスコアを書いただけ。前半、中盤、そして最大のクライマックスは9回裏に巨人・江川から阪神・掛布がサヨナラ逆転満塁ホームランを打ち、リーグ優勝を決めるという筋書きだった。

 ファン心理を考えると時間的、内容的にも巻き戻しのできるカセット商品に決めた。

 そして、実況中継のリアル感を出すために、球場のウグイス嬢をはじめ実際の試合の応援の様子を甲子園球場で録音。そして、実況にはおなじみの名物アナ、朝日放送の植草貞夫を起用した。

 朝日放送内のスタジオで植草に台本替わりのスコアを見せると、「これだけで大丈夫です」という。

 いざ録音が始まると「打ちました、打ちました ワンバン、ツーバン、ライト前ヒット〜」と実況中継そのままにスタジオの壁をみて、しゃべりだしたのだ。目の前に実際の試合が広がるようだった。まさにプロの神髄をみせてもらった。

 

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