【今だから明かす あの映画のウラ舞台】スター編番外 「真田丸」で注目の草刈正雄、売り出し秘話 角川「映画は戦場だ」 (1/2ページ)

★スター編番外

2016.08.19

映画にかける思いは誰より強かった
映画にかける思いは誰より強かった【拡大】

  • <p>「復活の日」(DVD発売中、1800円+税、発売・販売=KADOKAWA)</p>
  • <p>「汚れた英雄」(DVD発売中、1800円+税、発売・販売=KADOKAWA)</p>

 放映中のNHK大河ドラマ「真田丸」で話題の草刈正雄(63)。東映の元宣伝マン、福永邦昭は2本の角川映画で、運命的な出会いをした。

 小松左京原作の大作「復活の日」(深作欣二監督、1980年公開)では、草刈自ら売り込んできた。親しかったサンケイスポーツのU記者から草刈と会ってほしいと頼まれたのだ。

 原作を読んで、主役は自分しかいないと猛アタックしてきたが、「銀座の喫茶店に現れた草刈を見て驚いた。Tシャツにボロボロに破けたデニム短パン、草履にヒゲは伸び放題。役そのままの様相だった」。

 福永は半信半疑ながらプロデューサーの角川春樹に引き合わせた。キャスティングに慎重な深作にも気に入られ、草刈は主役に抜擢された。

 配給会社が決定しないまま、福永をキャップとする東映洋画宣伝部はイメージ特報とポスターを製作、ホテルで盛大な製作発表を実施した。さらに最初のロケ地、南極への出発前日、大勢の記者を集めて壮行会見まで行ったが、配給は東宝に。

 「しかし、マスコミも東映配給と思っていたので、南極ロケで船が座礁したと通信社のニュースが入ったときは、東映に問い合わせが殺到してテンテコ舞いだった」

 その2年後の大薮春彦原作のバイクレース映画「汚れた英雄」。真田広之主演の「伊賀忍法帖」との2本立てで角川自身が初メガホンをとった。

 当初、角川の監督に社長の岡田茂はじめ東映上層部は猛反対。「何度も説得したが、本人は聞き入れない。それどころか『これを撮れるのは俺しかいない。失敗したら腹をかっさばく』と短刀を懐に忍ばせていたほど」

 

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