純粋な言葉遊びの面白さ NHK「着信御礼!ケータイ大喜利」

★「着信御礼!ケータイ大喜利」(NHK総合、17日深夜24時5分)

2016.09.17

今田耕司の司会も絶妙だ
今田耕司の司会も絶妙だ【拡大】

 今年でレギュラー化10年を迎えたおなじみの深夜番組。現在の大喜利ブーム(筆者はそう思っているが)を牽引してきたひとつだ。

 大喜利といえば、まず思い出すのが、50周年を迎えた長寿演芸番組「笑点」(日本テレビ系)。そして、ダウンタウンの松本人志がチェアマンを務める「IPPONグランプリ」(フジテレビ系)が代表格。

 いずれも芸人が回答者だが、こちらは視聴者、いわゆる素人が回答者。だれでも携帯電話ひとつで参加できる気軽さが受けている。

 派手な演出はほとんどなく(あるとすれば、進行応援の局アナの妙なはしゃぎぶりとスタジオアートが派手なぐらい)、淡々と寄せられた回答を紹介していく。

 簡単に番組のシステムを紹介しておくと、回答者は「オオギリーガー」と呼ばれ、面白い回答はアンテナ(携帯の電波状況を示すマーク)の3〜1本で評価される。

 もちろんアンテナの本数が多いほうが高評価で、アンテナ3本で昇段するシステム。オオギリーガーは昇段を重ね、ルーキー、メジャー、レジェンドに上がっていくことになる。

 芸人の大喜利では、イラストで笑わせるという手もあるが、ケータイ大喜利は純粋な言葉遊び。短文でいかに状況を想像させ、面白味を出すかが勝負。名物レジェンドにはファンもついており、放送作家になった人もいるほどだ。

 10年も続きながら勢いが衰えないのは、新しい人気回答者が続々と台頭してくるからだろう。これは、マンネリズムの極致で面白さを生み出す「笑点」とは、対極にあるといってもいい。

 今週は、回答の選考をいつもの千原ジュニアに代わって、ネプチューンの堀内健が担当する。独自の世界観をもつホリケンでどんな化学変化が起きるかも楽しみだ。

 ただ、そろそろ“スマホ大喜利”にタイトルを変えたほうがいいかも。 (F)

 

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