【今だから明かす あの映画のウラ舞台】極妻編(下) 高島礼子抜擢の決め手 高校時代から啖呵の勉強していた!? (1/2ページ)

2016.10.07

啖呵が板についていた高島礼子
啖呵が板についていた高島礼子【拡大】

  • <p>「極道の妻たち 地獄の道連れ」(DVD発売中、4500円+税、販売:東映、発売:東映ビデオ)</p>

★極妻編(下)

 東映宣伝部長だった福永邦昭が宣伝を手がけた岩下志麻主演の「極妻シリーズ」は惜しまれながら1998年に終了した。しかしテレビ放映での高視聴率、レンタルビデオの高稼働など、東映にはまさにドル箱。そこで新たな主演女優で新シリーズを模索した。

 新シリーズは、ビデオ化を根底に、製作を東映から東映ビデオに移行。製作予算は当然縮小、撮影は劇場用35ミリフィルムからスーパー16(ミリ)。劇場公開も全国で約200館展開した前シリーズと違い、主要都市での短期上映(約30館)。ただ高視聴率が期待できるので、TBSが共同製作に入り、ゴールデンタイムでの放映が決まる。

 問題は“4代目極妻”を誰にするかだ。ポイントは極妻らしい迫力のある啖呵(たんか)が切れて、そして和服が似合う女優。新人からベテランまで何人も候補者が上がったが、なかなか決まらなかった。

 そんなとき、「黄桜」のCMで艶やかな着物姿を見せていた高島礼子に白羽の矢が立った。東映映画でも脇役ながら「集団左遷」(94年)「義務と演技」(97年)で好演し、京都撮影所製作のテレビ時代劇「暴れん坊将軍III」でもスタッフからの評判が良かった。これが決め手となった。

 脚本は前シリーズも担当した高田宏治、監督は岩下主演の8作目「極道の妻たち・赫い絆」を撮った関本郁夫。共演にかたせ梨乃ら。福永の下で「極妻シリーズ」を担当したベテラン宣伝マンが偶然にも東映ビデオ宣伝部へ移動していたので戦術のノウハウは知り尽くしていた。

 

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