自衛隊の現状に警鐘を鳴らす戦争映画の問題作 PKF描く「ある戦争」 (1/2ページ)

2016.10.13

映画「ある戦争」
映画「ある戦争」【拡大】

 「偽りなき者」(2012年)などの脚本で高い評価を受けたトビアス・リンホルムが、自らメガホンをとった戦争映画の問題作「ある戦争」(公開中)。今年のアカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされたこの作品が、平和維持軍(PKF)として自衛隊を各国に派遣している日本で上映されることの意義は大きい。

 アフガニスタンに平和維持軍(PKF)として派遣されたデンマーク軍の治安部隊が、パトロール中、タリバンの襲撃にあう。凄まじい攻撃のため、隊員のひとりは被弾し瀕死の状態に陥る。

 部隊に危機が迫っていると判断した隊長のクラウス(ピルー・アスベック)は、敵がいると思われる地域への空爆命令を下すが、結果、幼い子供を含む11人の民間人が死亡し、クラウスは殺人容疑で告発されてしまう。

 映画の前半は、戦場での日常がリアルに描かれ、後半はクラウスの罪を問う裁判劇となっているが、監督がドラマの核にしているのは「偽りなき者」と同じテーマ、窮地に追い込まれた男の生きざまである。戦争のリアリズムやアフガン戦争の是非を描くことを目的とした作品ではない。

 

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