箱根駅伝より高視聴率でも感動できなかった紅白歌合戦 奥行きも重厚さもまるでない“バラエティー合戦” (1/2ページ)

2017.01.11

サプライズ演出で視聴率に貢献したタモリ(右)とマツコだったが…
サプライズ演出で視聴率に貢献したタモリ(右)とマツコだったが…【拡大】

 青山学院大学が圧巻の3連覇となった箱根駅伝は、チームの団結力と大学間の競い合う生のドラマに感動を覚えた。正月の早朝のスタートにも関わらず、瞬間最高視聴率が30%の大台を超えたのは、何の演出もないドラマが、見る人を惹き付けるからに他ならない。

 箱根駅伝よりもさらに高視聴率だったのが紅白歌合戦だが、67回を数える伝統ある歌番組が奥行きも重厚さもまるでない“バラエティー合戦”になっていた。

 演出には「夢を歌おう」のテーマが感じられず、視聴者、特に若い世代への媚びが見えた。

 演歌のバックをAKB48や欅坂46に踊らせたり、欧米で評価を得ているダンサーの菅原小春や、大学でダンスを専攻している土屋太凰、妖艶な橋本マナミらとのダンスとコラボさせたり。

 歌の良さを殺してしまうような演出は、紅白にふさわしいとは思えない。また、せっかく芽が出てきた演歌勢の良さも潰してしまっていた。

 坂本冬美や石川さゆりを古典芸能の世界にしてしまった演出もいただけない。その中で、椎名林檎と大竹しのぶが見せた演劇空間は良かったが、軽い流れの中では浮いた存在だったのが惜しい。

 
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