桂米朝さんの自筆落語原稿を発見 ライバル・春団治さんにネタ伝える

2017.01.13

故桂米朝さんが書き起こした落語「親子茶屋」の自筆原稿
故桂米朝さんが書き起こした落語「親子茶屋」の自筆原稿【拡大】

  • <p>桂米朝さん</p>
  • <p>桂春団治さん</p>

 人間国宝の落語家、故桂米朝さんが、「上方落語四天王」と並び称された故桂春団治さんにネタを伝えるために書き起こした古典落語「親子茶屋」の自筆原稿が見つかり、米朝事務所などが11日、報道陣に公開した。

 戦後、上方落語の復興に尽力した四天王の交流を物語る資料で、米朝さんの長男で弟子の桂米団治(58)は「4人はライバルで、仲も良かった。父も春団治師匠には一目置いていた」と話している。

 米朝さんが春団治さんに宛てた原稿用紙は計8枚。春団治さんの遺品から見つかった。1959年3月に父の名を継いで三代目を襲名するに当たり、持ちネタを増やそうと米朝さんに稽古を願い出たといい、その前後に受け取ったとみられる。

 原稿には「この頃、無やみに忙しいのでなかゝ筆が進みませんでした」とわびる文言も。口演すると25分ほどかかると記されている。

 「親子茶屋」は、遊び好きの商家の若旦那が登場する滑稽ばなし。春団治さんが59年6月のラジオ番組で披露した記録があり、上方落語研究家の小沢紘司さんは「15分に縮めており、米朝さんの原稿を基に練り上げたのだろう」とみる。

 原稿は、28日から3月20日まで兵庫県立歴史博物館(同県姫路市)で開催される特別展「人間国宝・桂米朝とその時代」で一般公開される。他に米朝さんの日記や写真など、約700点が並ぶ。

 

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