高度経済成長期の日本が抱えたひずみが肝 現代ではなく昭和舞台で期待大「人間の証明」 (1/2ページ)

★「人間の証明」(テレビ朝日、4月2日午後9時)

2017.04.02

「人間の証明」に出演する藤原竜也
「人間の証明」に出演する藤原竜也【拡大】

 この作品、大好きなんです。原作小説も、メディアミックスで話題を呼んだ映画(1977年)もたまらないです。

 角川映画の公開と同時期にテレビドラマ化もされています。これもまた名作。映画では棟居刑事は松田優作ですが、ドラマ版では林隆三が演じています(これまた記者の好きな役者さんのひとりです)。

 ドラマ版はエンディングテーマのりりィの「さわがしい楽園」も名曲です(ドラマはDVD化されているので、ぜひ観てください)。

 その後も何度もテレビドラマ化されているんですが、近年のものになるほど、何か違和感を覚えるのですよね。

 なぜ米国からやってきた黒人青年、ジョニー・ヘイワードは殺されなければならなかったのか。

 舞台を現代に移し替えたとき、この物語の根本である、進駐軍の黒人の子供を産んだという設定が崩れてしまうのです。高度経済成長期の日本が抱えたひずみがこの作品の肝なのにと思うほどに違和感を覚えるのでしょう。

 
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