【歌い継ぐ昭和 流行り歌 万華鏡】中三トリオ 成熟の淳子、歌の昌子、未熟な百恵…読みが外れた3人の成長  (1/2ページ)

2017.04.07

新しいアイドルだった桜田、森、山口(左から)の中三トリオ
新しいアイドルだった桜田、森、山口(左から)の中三トリオ【拡大】

 芸能活動を休止している桜田淳子(58)が、4月7日に東京・銀座博品館劇場で開催されるコンサートで、40周年公演以来、3年4カ月ぶりに一夜限りの復活を果たす。森昌子(58)は歌手として熟成し、山口百恵(58)は“伝説”となった。

 思えば桜田、森、山口の「中三トリオ」は冬季オリンピック札幌大会で世間が盛り上がっていた1972年、「スター誕生」から誕生した。ひと際成熟した淳子、歌唱力抜群の昌子、未熟さが漂う百恵というのが僕の印象だった。

 「中三」という言葉の響きは早すぎる、危なすぎる、守ってあげなければという思春期のドキドキ感を刺激したもので、過去の三人娘とは大きく質感の違うものだった。

 当時、ドラマでも富島建夫原作の「おさな妻」が話題をよんでいた。妻、母親、学生の三役をこなす“おさな妻”の物語。純愛小説が中高生に人気絶頂だった。時代の兆候はある程度未来を暗示しているものである。

 70年代は僕も業界に入ったばかりだったので、彼女たちがどんな展開で売り出していくのか教材にしようと考えた。デビュー曲「天使も夢見る」で淳子はチャートに入ったが、大ブレークではなかった。少し前に天地真理、小柳ルミ子、南沙織がいたのも影響したのだろう。

 新米同志が集まり、誰が一番売れるかと議論になった。結果は圧倒的に淳子だった。ビジュアルの評価が高かった。昌子の歌は確かにうまいが、髪形も幼くみえた。百恵も青すぎて、ニキビ少女という感じだった。

 

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