三遊亭圓歌さん追悼秘話 最後まで寄席にこだわり“終活”、「山のあな、あな」は自らの吃音経験笑いに

2017.04.25

テレビでも人気の顔だった
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 「山のあな、あな」のフレーズなどで“爆笑王”として知られた落語協会最高顧問の三遊亭圓歌(本名・中沢円法=なかざわ・えんぽう)さんが23日、死去した。88歳(戸籍上は85歳)。東京都出身。葬儀・告別式は未定。

 関係者によると、圓歌さんは23日昼ごろに自宅で容体が急変し、意識不明となり、都内の病院に救急搬送されていた。今年に入ってから寄席を度々休演するなど入退院を繰り返していたが、5月にも「米寿を祝う会」の予定が入っており、最後まで現役を貫いた。

 東京都千代田区の作家・有島武郎の旧家に暮らしていたが、2年ほど前に東京・湯島のマンションに転居。「体調が思わしくないこともあり、上野の鈴本演芸場に近い場所を選んだそう。最後まで高座に上がり続けるための“終活”だったようです」と演芸関係者。

 終戦直後の1945年9月、2代目三遊亭圓歌に入門。人気のきっかけとなった新作落語「授業中」で繰り返される「山のあな、あな」のフレーズは自らの吃音経験を笑いに変えたものだった。桂歌丸(80)、林家木久扇(79)らと初期「笑点」のメンバーとしても活躍した。

 56歳のとき、東京・本所の日蓮宗本法寺で得度と剃髪式を行った。その後には、僧侶として史上初めて高座に上がったことでも知られる。

 

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