「食い止められず無念」精神科医きたやまおさむが追悼文

2009.10.19

 うつに悩んだ末、自ら命を絶った加藤さん。もっとも無念なのは、「ザ・フォーク・クルセダーズ」のメンバーとして青春を共にし、現在は九州大学大学院教授で精神科医の北山修氏だろう。アーティスト名の「きたやまおさむ」名義で19日付朝日新聞に追悼文を寄せている。

 土曜日の訃報に、《それにしても、やられた。ワイドショー的なマスコミ報道の減る週末を選んだのも、あいつ一流の作戦だったのだろう》と友人らしい分析。「振り返る」のが嫌いで、「世界で一番おいしいケーキがあるなら、全財産をはたいてもどこへだって飛んでいく」と話し、音楽活動だけでなく、すべてに一流だったエピソードを紹介している。

 《加藤和彦が日本の音楽にもたらしたもの、それは「革命」だった》 《戦友としては、その前だけを見る戦いぶりに拍手を贈りたい》としながら、《食い止めねばならなかった医師として、友人としては、実に無念である》と結んでいる。

 

 

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