今月からテレビ朝日で放送が始まった映画のPR番組で、スポンサーを降りた企業を「非提供」として紹介するという、民放テレビ界始まっての珍事? が繰り広げられている。
この番組は6日スタートの「秘密結社 鷹の爪 カウントダウン」(火曜日深夜1時21分)。来年1月16日公開のシュールなギャグアニメ映画「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3〜http://鷹の爪.jp は永遠に〜」のPR番組だが、冒頭でアナウンサーがスポンサー企業を紹介するところで「非提供 サントリー」と読み上げる。わざわざ「非提供」と明記した映像を付ける凝りようだ。
「秘密結社 鷹の爪」はインターネット上で人気を呼んだアニメで、ついに映画化へ。PR番組もギャグ映画らしい破天荒な展開だ。いきさつは作品の公式ホームページに詳しいが、要約すると、「鷹の爪団(=映画に出てくるキャラクター)が午前と午後をはっきり伝えなかったため、午後1時21分放送の番組と思ったサントリーが未明の番組と知って降板した」という設定らしい。
今後は非提供コールに加え、勝手にサントリーの商品CMも放送してスポンサー復帰を働きかけるというが、宣伝担当者は「結末はどうなるか知りません」。映画同様、シュールな対応だ。
映画のPRにテレビ番組は欠かせないが、スポンサー企業を巻き込んで番組自体をギャグに使う大胆な試みに、「視聴者が本気で抗議してこないように」と宣伝側はドキドキのようだ。
