【LA発芸能WATCH】歌姫テイラー“人生最高の日”のハズが… (2/2ページ)

2010.02.10

 ピンクの宙づりパーフォーマンスも凄かった。裸に見えるエロチックな姿で天井から下がる布を体に巻き付け、ずぶぬれになって歌う曲芸まがいの危険な演技は、観客のド肝を抜いた。

 じっくり聞かせたのは、ハイチ地震被災者救援の募金集めのために「明日に架ける橋」をデュエットしたR&B歌手メアリー・J・ブライジと、盲目のテノール歌手アンドレア・ボチェッリ。声量の豊かさと美しい歌声は、さすが。

 功労賞受賞のマイケル・ジャクソンに捧げるアース・ソングも出色だった。録音されたマイケルの歌声に合わせて、セリーヌ・ディオン、ジェニファー・ハドソンら5人の実力派が歌う。中でも今月70歳になるスモーキー・ロビンソンの色っぽい歌声に感激。他にもビヨンセ、デイブ・マシューなど、米アーティストの層の厚さを見せつけてくれた。

 アクシデントもあった。注目の最優秀アルバム賞はじめ4冠を獲得したこの日のスター、テイラー・スウィフトが、スティーヴィー・ニックスとのデュエットで音程を外してしまったのだ。

 “人生最高の日”のはずが、一夜明けLAタイムズはじめ各紙がテイラーのオフ・キーを非難。昨年TV番組で歌うテイラーを見た時、きれいだけど歌唱力がイマイチ、と感じたことがあったが、ライブでの弱点が大事な晴れ舞台で出てしまったわけだ。

 反論もあって、NYタイムズ紙は「テイラーを弁護する」の見出しで、レコード会社社長スコット・ボーチェッタ氏のコメントを紹介した。中で「テイラーはテクニック的には最高にうまい歌手とはいえない」(フォローになってない!)が、「感情表現がすばらしい」と評価。AP通信でも同氏は「批判は行き過ぎ。テイラーは若い世代を代表する声。ファンの心に直接訴える魅力がある」と絶賛。ミスは機材に問題があったことから生じたと主張する。

 最優秀アルバム賞は、去年の米音楽界最大の収穫といわれるガガに行くべきだったとの声も出ているが、テイラーのアルバム「フィアレス」が500万枚という昨年最高の売り上げを記録したのも事実。彼女の本当の魅力は、レコード会社とファンのみぞ知る?!(板垣眞理子)

 

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