寺島しのぶ、世界をうならせたのは“脱ぎっぷり”だった (2/2ページ)

2010.02.22


ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞・銀熊賞を受賞し会見する寺島しのぶ【拡大】

 舞台のため授賞式に参加できなかった寺島は21日に大阪で急きょ会見。「海外でやってみたいという気になりました」と、海外進出を宣言した。ベルリンでの最優秀女優賞は1964年の左幸子さん、75年の田中絹代さんに続く35年ぶりの快挙。世界3大映画祭(ベルリン、カンヌ、ベネチア)でも日本人が主演俳優部門を受賞したのは、この2人と、三船敏郎さん、乙羽信子さん、柳楽優弥の5人だけだ。

 映画評論家の垣井道弘氏は「歴史的な快挙。現在の日本にもこんなに素晴らしい女優がいるんだと世界に証明したのだから、オリンピックの金メダル以上にすごい」と絶賛する。

 「キャタピラー」でベルリンをうならせたのは、寺島が全裸で挑んだ壮絶な濡れ場だ。原作は江戸川乱歩の「芋虫」。戦争で手足を失った夫の介護に追われる妻の役だが、四肢を失っても性欲は衰えない夫と向き合う。「ここまでやるか、というぐらいの激しい濡れ場。現地の批評家たちも圧倒されていた」(映画ジャーナリスト)。

 垣井氏も、堂々の脱ぎっぷりを高く評価する。「彼女が映画界で脚光を浴びた『赤目四十八瀧心中未遂』と『ヴァイブレータ』にはセックスシーンがたくさんあった。本当に相手が好きだからセックスしているのだと思えるほど、その役になりきっていた。欧米の女優のように脱ぎっぷりがいい。やるんだったら気持ちよくやろう、という覚悟が見える。日本には、ここまでできる女優はなかなかいない」

 「赤目−」での濡れ場の多さに母の富司純子(64)が反対した際、寺島は「出演を許さないなら自殺する」と迫ったという。まさに筋金入りの女優だ。

 もちろんヌードだけではない。女優生活の振り出しとなった文学座では将来の看板と言われたほど才に長けた。高校生のときは女子プロレスラーになるのが夢だったというだけに、今でもジムで体を鍛えている。

 「今回の受賞で外国映画のオファーが殺到するだろう。彼女は夫がフランス人なのでフランス語と英語ができる。国際女優になるべく環境が整っているし、度胸も熱意もある。今後の活躍が楽しみだ」(垣井氏)

 世界を狙う日本人女優は、まず寺島の体当たりを見習うべきだろう。

 

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