平均年齢80歳! 米マサチューセッツ州のやんちゃな年金生活者たちによるロックンロール合唱団「ヤング@(アット)ハート」が来日公演先で、感動の嵐を巻き起こしている。
日本公演は18日、川崎・麻生市民会館からスタート。のっけからローリング・ストーンズの「無情な世界」で、大歓声に包まれた。続いて、B・スプリングスティーンの「ダンシン・イン・ザ・ストリート」やジミ・ヘンの「紫のけむり」などハードなロックナンバーをノリノリで熱唱する。
腰を曲げ、時にはイスに座りながら歌うおじいちゃんたちの姿に、観客側も熱狂。途中で休憩が入るのは出演者の年齢を考慮してのご愛敬だ。
後半は指揮者ボブ・シルマンが「キング・オブ・ポップに捧げます!」と呼び掛け、マイケル・ジャクソンの追悼メドレーでヒートアップ。さらに、日本の観客へのサービスも。たどたどしい日本語で「♪ド〜ブネズミ ミタイニ〜」と声をそろえての「リンダリンダ」「雨上がりの夜空に」まで全28曲を約2時間たっぷり。この間、33人のシンガーたちは一人の落伍者もなく無事終了した。
舞台の左右には英語の歌詞の対訳も表示され、老いることなきロック魂に、ともに合唱しながら涙を浮かべる観客も多かった。
公演は、21日神戸国際会館 こくさいホール▽25日愛知県芸術劇場▽27、28日東京・渋谷Bunkamura オーチャードホール。