“米国版ドリカム”ぶっちぎり大ブレークのワケ

2010.06.11


全米で最も売れている「レディ・アンテベラム」【拡大】

 女1人と男2人。2010年、米国に突如現れた初期のドリカムのような3人組、レディ・アンテベラムがぶっちぎりで売れている。

 1月26日に発売されたアルバム「ニード・ユー・ナウ〜いま君を愛してる」は、全米チャートで16週連続トップ5以内をキープ。CD、ダウンロード配信を合わせ、昨年2位のスーザン・ボイル(310万枚)に迫る267万枚を突破し、急きょ日本でも国内盤が発売された。

 いったい、何がウケているのか。

 「男女の掛け合いで歌う歌詞の内容は『深夜の1時15分にひとりきり』『電話しないって決めてたのに』『ちょっと飲んだら会いたくなって』と、かつてのトレンディ・ドラマのような赤面モノ。それが40〜50代の男女の胸を強く打った。彼らの歌を聴いて、別れた彼氏とヨリを戻した…といった恋愛成就伝説まで起きている」(在米音楽ライター)

 背景には“泣きのメロディーの宝庫”と呼ばれる80年代ポップスへの回帰現象がある。表のように80年代に活躍したアーティストの来日ラッシュが続いている。

 「まだ若手だが、しっかりカントリーの土台がある。世代を超えたアメリカン王道ポップス。ラジオで聞いて号泣したという声も聴きます。大人の洋楽として売っていきたい」と発売元のEMIミュージックも鼻息を荒くしている。

 ◆今年は80年代アーティストの来日ラッシュ

 2月=ホイットニー・ヒューストン(さいたまスーパーアリーナ)

 4月=ハワード・ジョーンズ(プロモーション来日)

    リック・スプリングフィールド(東京・ビルボードライブ)

    ゲイリー・ムーア(東京・JCBホールほか)

 5月=ベリンダ・カーライル(東京・ビルボードライブ)

 6月=レベル42(東京・ビルボードライブ)

 7月=シーナ・イーストン(東京・ビルボードライブ)

 9月=シンプリー・レッド(東京国際フォーラム ホールA)

 

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