 鷺沢萠さん |
東京都目黒区の自宅で11日未明に死亡した作家の鷺沢萠(さぎさわ・めぐむ)(本名松尾めぐみ)さん(35)は自殺だったことが15日、警視庁の調べで分かった。
遺書は見つかっておらず、警視庁では動機などを調べている。
調べでは、鷺沢さんは目黒区のマンションで独り暮らしだったが、友人が12日深夜、訪ねたところ、自宅トイレ内で首をつって死亡しているのを見つけたという。
鷺沢さんは先月、新著を出版したばかりで、関係者によると「完璧に満足できた初めての本」と喜んでいたといい、仕事や友人関係などの悩みは思い当たらないという。
新潮社の担当編集者は「先月初め、沖縄に旅行したときも、いつか移住したいと言っていたほどだった。突発的な事故みたいなものなのか…。残念です」と話している。
鷺沢さんは上智大外国語学部のロシア語学科に入学した昭和62年に、壊れた家族を描いた「川べりの道」で文学界新人賞を受賞、女子大生作家として脚光を浴び、これまでに4度、芥川賞候補となった。俳優で映画監督の利重剛さんと結婚し、その後離婚した。
ZAKZAK 2004/04/15