 山口智子 |
春の番組改編で民放各局の新ドラマが続々とスタートを切るなか、今回も山口智子(37)の名前が見当たらない。俳優、唐沢寿明(40)と結婚後は女優業をセーブし、CM中心の活動となって8年。かつての“連ドラの女王”の出番はもうないのか。
先ごろ、新社会人を対象に保険会社が行った「理想の上司・女性編」アンケートでも1位の黒木瞳に次ぎ堂々の2位に。各種好感度調査でも根強い人気で、CMでは新作にも登場している山口。だが、連ドラの話は一向に聞こえてこない。
理由として再三言われているのが山口の徹底した「家庭第一主義」。
「早くに両親が離婚しており、きちんとした家庭を作りたいという思いが非常に強い。結婚後は完全引退のつもりが周囲に反対されて踏みとどまった経緯もある。インテリアやガーデニングなんかにも興味があって、今は“主婦”することを本当に楽しんでいるみたい」(芸能プロ関係者)
かつて「山口智子の夫」とも呼ばれた唐沢も、ドラマ「白い巨塔」で大俳優の仲間入り。山口があくせく働く必要はまったくない。加えてドラマの現場サイドからもこんな声が聞こえてくる。
「代わりならいるし、彼女が出れば必ず視聴率が取れるというわけでもない。口説いてまで起用しようとは思わない」(プロデューサー)。確かに、山口が主演した今年正月放送のTBS系特別ドラマ「向田邦子の恋文」は平均視聴率14・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と同局の向田作品で最下位だった。
ただ、「彼女は現場でスタッフと何時間も話し合うなど、こだわり方はハンパじゃない。CM撮影でもイメージをすごく大切にするから、けむたがる人もいます。でも、いい作品を作りたいと真剣に考えるスタッフには信頼されるし、人気も高いですよ」とドラマスタッフはいう。
結局、お手軽に目先の視聴率ばかりを追い、スタッフとキャストがじっくりと作り上げる本格作品が少ない現場の実態こそ、山口のドラマ離れの理由かもしれない。
ZAKZAK 2004/04/17