 杉田かおる |
ドラマ「金八先生」などで清純な少女のイメージがあった杉田かおる(39)がひとり、アパートのような一室でビールを飲みながらテレビを見るスナック菓子「ベビースターラーメン」のCM。自身の古い演技シーンをテレビで見ながら、一言「かわいいじゃん」とつぶやくのが印象的だが、一世を風靡(ふうび)した天才子役がやっと脱皮したか…。
芸能プロ関係者がいう。
「昔の清純イメージとのギャップを狙ったのでしょう。子役は大成しない−の倣いのとおり、彼女も安達祐実(22)も大人の女になろうと必死にイメージチェンジしようとしましたが、うまくいかなかった」
鳴かず飛ばずの状態が続いた杉田も、ここ数年はガラリとキャラが変わった。週刊誌で男性遍歴を告白したり、セミヌードになったり、バラエティーで下ネタも平気で話す。
民放ディレクターは「下ネタのほうがむしろ冗舌で、共演の男性タレントがタジタジです。決して演技ではなく、実体験をカラッと話して好感が持たれた。“汚れ役”をやるのはバラエティーには欠かせない」と指摘する。今回のCM起用も私生活をうまくオーバーラップさせて成功したといえる。
杉田の場合、思い切ってヘアヌードになって過去と決別することも考えられたが、「それでは一過性に終わる。ああいうキャラを生かす方が賢い。開き直って、自分の素の姿、体験を露出したのがようやく花開いた。これから、女優としてもいろんな役ができる可能性も出てきた」(週刊誌デスク)と評価する向きもある。
一方男性タレントでも、先ごろ、畑の中から歌いながら出てくる飲料のCMでびっくりさせた西郷輝彦(57)がいる。「往年の西郷だったら絶対に受けなかった」(音楽業界関係者)だろう。
広告業界関係者は「旬ではなくなった昔の人気タレントでも、イメージを破るユニークなCMなら生きてくるということ。ただ、タレントの側も何でも引き受ける覚悟が必要です」と指摘する。
ユニークCMが「あの人は今…」タレントの再生工場になるのか。
ZAKZAK 2004/04/26