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月9「東京湾景」のプロデューサーは脚本兼任
ノーギャラでヒット期す


 フジテレビ系で5日スタートするドラマ「東京湾景〜Destiny of Love〜」(月曜午後9時)。民放の連続ドラマで初めて、在日韓国人女性を主人公にすえるなど、従来の恋愛ドラマの枠を破る作品だ。仕掛けるのは、「ピュア」「ドク」などのヒット作を手がけた栗原美和子プロデューサー(39、写真)。今回は、自身がノーギャラで全11話の脚本を書くなど、意欲十分。早くもヒットの手応え…。

 ドラマは芥川賞作家、吉田修一氏の小説が原作。小説の登場人物は日本人だが、ドラマ化にあたり、在日韓国人にしたのは栗原さんのアイデア。

 「ヒロインは25歳なんですが、実は私もそのころに、在日韓国人の男性と恋愛していたんです。彼は結婚するなら同じ在日韓国人と、という人でした。私の恋はそこで終わったんです」

 栗原さんがドラマを企画する際に重視するのは「自分の実生活に基づいたこと」という。「常日ごろ、張っているアンテナに、必ず自分の体験を重ねて考えます。あの体験がずっと頭の中にあり、いつかはドラマに…と考えていました」。

 小説や映画で「在日」をテーマにした作品は少なくないが、連続ドラマでは今までだれも手をつけなかった領域だ。その意味で企画の実現までに時間がかかったのでは?

 「サッカーW杯以来、日本と韓国はものすごく親しい関係になったでしょう。昨秋、企画を提案し、トップからゴーサインが出るまで、社内的にもスムーズに運びました。ただ、地上波のテレビである以上、誰かが傷つくようになってはいけない。関係者へのリサーチを入念にやり、例えば在日韓国人はパスポートの色から日本人とは違う、みたいな事実をキチンと描いていきます」

 ヒロイン美香(仲間由紀恵)は、日本人と同じように生活しながら、在日二世の父、正雄(石坂浩二)は日本人との結婚を許さないという家庭に育つ。日本人医師の彼との結婚を却下された美香は、出会い系サイトをきっかけに倉庫で働く亮介(和田聡宏)との運命の恋に…。

 今回、栗原さんは「原夏美」のペンネームでシナリオも担当。出演者、スタッフとの調整が必要なプロデューサー業との兼務は可能なのか。

 「私は現場に足を運ぶことが多いほうなんですが、以前から脚本に現場の空気をフィードバックしたいと考えていて、それが実現できました。既に準備稿を含めて8話分書き上げました」

 収録のギリギリまで原稿が上がらないプロ作家もいる中、彼女は超がつく早さ。「正直言って、書くのは苦しいというより楽しい。ただ、全体の傾向が決まる2、3話で先の展開を悩みました。このときは、大多(亮フジテレビ編成制作局次長)さんに“面白くない”って顔をされたので、何くそっと思って書き直しました。あとは順調でしたよ」。

 脚本料もなしに書き続けられるのは、「天下のヒットメーカー、大多亮に“原夏美、面白いよ”って言われるのが励みだからかな…」とか。

 主題歌は韓国人デュオ「Forecast」の「君さえいれば」。ドラマ、映画といった映像の韓流ブームに乗る格好だが、栗原さんはこうした現象をどう見るか。

 「日本のドラマや映画の作り手は足踏みしているみたい。韓流の刺激を逆輸入して負けないようにしないといけないですよ。もっと危機感を持たなきゃ」

 ドラマ全般にかつての勢いがない中、民放ドラマを引っ張ってきた“月9”。「ハデな企画ではないので、高い数字は意識しない」と栗原さんは謙遜するが、ほとんど休み返上で走ってきた彼女にとって、高視聴率が最高のプレゼントになるに違いない。

ZAKZAK 2004/07/03

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