【ベネチア5日=夕刊フジ特電】イタリアで開催中の第61回ベネチア国際映画祭で、日本の宮崎駿監督(63)の新作アニメ「ハウルの動く城」(写真(C)2004 二馬力・TGNDDDT)が5日夕、当地で上映された。
海外はもちろん、日本国内でも未上映だけに1300人が入場できる会場はほぼ満員で上映後拍手が鳴り止まない状態。会場では“盗撮防止”のため荷物チェックも行われる厳戒態勢だった。
上映に立ち会った「スタジオ・ジブリ」の鈴木敏夫プロデューサー(56)は会見で、監督からの「初めて高齢者のためのアニメに挑戦しました。喜んでもらえるかどうか大きな期待を持っています」とのメッセージを代読。でき映えに自信をみせた。
物語は魔女に魔法をかけられ、90歳の老女に姿を変えられた18歳の少女ソフィーと弱虫の魔法使いハウルの話。空爆や戦争を独力で止めようとするハウルの努力が描かれている。宮崎作品では、米アカデミー賞長編アニメーション賞「千と千尋の神隠し」(2003年)以来の新作。
注目の金獅子賞などは11日夜(日本時間12日未明)に発表される。
ZAKZAK 2004/09/06