先月22日に横浜市で人身事故を起こした俳優の萩原健一(54)が10日、都内のホテルで謝罪会見をした=写真。素直に被害者に謝罪する一方、途中降板した映画「透光の樹」(根岸吉太郎監督)プロデューサーへの恐喝疑惑にはギョロリと目をむきながら否定した。相次ぐトラブルに、「今後のタレント活動は厳しい」の声も…。
仕事帰り、自宅近くでバイクの男性をはねて重傷を負わせたショーケン。10日間の拘置という異例の措置で注目されたが、この日の会見には150人の報道陣が集まった。
「被害者と世間を騒がし、ご迷惑をおかけしてすいません」と謝罪し、来年初頭まで休業することを明かした。事故については「ぼけっとしてた。センターラインを越えたつもりはなかったが、越えていた。左足が悪いのでふらついていたようにみえ、刑事さんに『クスリでもやっているのか』といわれた」と説明。結果はシロで、「警察の方はガッカリしたでしょうね」。さらには取調べ中に捜査員に「“お前は日本国の反逆児のカリスマだ”と言われた」などというエピソードを明かすなどふてぶてしいところも見せた。
また、プロデューサー恐喝疑惑には「(脅す内容の)電話はしていない」と完全否定して、逃げるように会見場を去ったが、製作サイドは14日にも法的措置も含めた対応を説明するという。
さて、若いころから現場でトラブルが多かったショーケン。独特の存在感で役者として評価する向きも少なくなかった。しかし、「最近、セリフ覚えが悪く、撮影の合間に眠そうにしていたり、時々、甲高い裏返ったような声になった。使えないな、と感じた」(現場を知る映画監督)と評価は急降下。この日の会見でも「被害者」と言うべきものを「加害者」と言い間違えたほど。
現在、CMはゼロ。復帰明けの仕事は出版プロデューサー、高須基仁氏原作の映画「散骨」のクランクインを残すだけで、その先の見通しが立たないままだ。
ZAKZAK 2004/11/11