海老沢勝二会長=写真=にとっては、また頭痛のタネか。病院の入院患者が、病院やレンタル業者によって設置された貸しテレビを視聴する場合、知らないうちにNHKの受信料を上乗せされて課金されているケースが多いことが17日の衆院決算行政監視委員会で分かった。
指摘した民主党の前田雄吉委員によると、プリペイドカードなどによる貸しテレビは全国の病床約126万床(昨年10月現在)のうち約100万床で利用され、「料金が高すぎる」との声があがっている。
答弁したNHKの中山壮介理事は、受信料徴収は放送法の条文「受信設備を設置した者は協会(NHK)とその放送の受信についての契約をしなければならない」に基づくと説明。
自宅で受信料契約している入院患者が設置したテレビには課金されないが、レンタル業者などが設置したテレビには、病院と業者間の取り決めなどで課金している場合があるとしている。
これに対し、前田委員は、「取りやすいところから取る弱い者いじめにほかならない」と批判。携帯電話などでの視聴は課金されない不公平さなども挙げ、是正を求めた。
ZAKZAK 2004/11/18