今年大みそかのNHK「紅白歌合戦」に出場する歌手、小林幸子(50)=写真=が、ステージ衣装を「ド派手」「地味」の2バージョン用意していることがわかった。新潟中越地震による故郷・新潟の被災を受け、当日の衣装を迷っている小林だが、今夕発表の歌唱曲次第で名物衣装が完全に封印される可能性も高まってきた。
視聴者の多くが楽しみにしている小林と美川憲一の恒例衣装対決。「紅白出場の有無は考えず、2月にはその年の新曲イメージに合わせた衣装のコンセプトを決定する」(所属事務所)。今年も3月発売の「いそしぎ」(コロムビア)のイメージで、デザイナーのミエコ・ウエサコさんにド派手衣装を依頼し、すでに完成していた。
だが、10月23日に新潟県中越地震が発生。義援金を送り、地元を見舞った小林は「こういうときこそ、豪華衣装で楽しませて」と励まされる一方で、事務所に「この時勢に派手な衣装を着るのはよせ」などと嫌がらせの電話も入るように。
11月30日、来年2月発売の新曲「越後絶唱」のレコーディング会見でも小林は「満足に年を越せない人もいるのに、派手な衣装を着て浮かれていていいのか…」と涙で告白。そんな気持ちもくんで、所属事務所では新たにかなり地味な衣装を12月に入ってから「突貫工事」で製作。曲目が「いそしぎ」以外の場合、地味バージョンで出場する準備も整えている。
また過去8年、紅白の衣装再披露も行ってきた1月の東京・新宿コマ劇場座長公演も来年は行われない。「地方公演での披露も機材の関係から難しい」(所属事務所の関根良江社長)ため、紅白で披露されない場合、完全にお蔵入りの可能性もある。果たしてド派手衣装の行方は…。
ZAKZAK 2004/12/21