あと1週間に迫った大みそかの「第55回NHK紅白歌合戦」=写真は昨年。NHK不祥事の中心にあり、注目される視聴率を専門家たちに大胆予想してもらった。
例年なら予想を披露する海老沢勝二会長が辞任問題で火だるまになり、逆に「40%を切れば辞任?」との憶測まで出る始末。今年は番組を統括する大鹿文明歌謡・演芸番組部長が「これだけいろいろにぎわしているし、視聴率目標は80%」と予想しているが…。
かつて70、80%の国民的番組も平成に入ってからは50%台がやっとで、昨年は45.9%と史上最低視聴率も記録した。こうしたなか、「38%と言いたい」というのは、作家の麻生千晶さん。「今年は目玉がマツケンサンバくらい。『冬ソナ』頼みもアテが外れたでしょうし、裏(番組)も強くなってきてるから全然ダメでしょ。ただ、怖いもの見たさ、何かやってくれるんじゃないかっていう人もいるかもしれないから、40%をうろちょろする感じですかね」。
音楽評論家の反畑誠一氏は微減の「44.6%」と断。人気アーティストの年越しライブが例年より多く「若者の在宅率が下がることや、お年寄りから子供までが知っているヒット曲が見当たらない。SARSの流行もなく、ヨン様効果で海外旅行者も多い。昨年が前年比1.4ポイント、一昨年が1.2ポイント減で今回は1.3ポイント減」という読みだ。
メディアプロデューサーの酒井政利さんは昨年並みの「45%」。「混とんとした世の中。質素絢爛(けんらん)は歓迎です。何があろうと大みそかはこれ、という『紅白』好きの支持は変わらないはず」と見る。
最後に「希望も込めて、50%を死守!」とブチ上げるのは、自称「紅白オタク」でエピソード本「紅白の真実」も出版した元歌手の合田道人さん(43)。「みんなで会長やめろ、やめないってやって、紅白をもり上げてる。“魔法”の番組の思うツボにハメられてますね」。
出場歌手、歌唱曲から「構成次第で変わるが、今年っぽい選曲。昔らしくわかりやすい対決になるとおもしろい。トリは小林幸子が新潟におくる『雪椿』と、前川清が来年で震災から10年の神戸をたたえる『そして神戸』の対決を期待したい」と話した。さて−。
元年 47.0%
2 51.5%
3 51.5%
4 55.2%
5 50.1%
6 51.5%
7 50.4%
8 53.9%
9 50.7%
10 57.2%
11 50.8%
12 48.4%
13 48.5%
14 47.3%
15 45.9%
関東地区、ビデオリサーチ調べ
ZAKZAK 2004/12/24