中高年に人気のテレビ朝日系ドラマシリーズ「相棒」(水曜午後9時)で今年6月に離婚した女優の高岡早紀(32)、俳優の保坂尚輝(37)の元夫婦が相次いでゲスト出演し、注目されている=右写真=。
高岡の出演は今月8日放送分の「夢を喰う女」で、利用者が次々と殺される図書館の“魔性の司書”役。年をまたいだ1月5日の新春2時間スペシャル「潜入捜査」では、潜入捜査していた刑事が行方不明になるIT企業の社長役で保坂が登場する。
関係者によると、離婚会見後、それぞれに出演依頼。起用は偶然で、とくに相手についてのコメントもなかったが、保坂は撮影に「面白そうだね」と話し、高岡も衣装合わせでノリノリで臨んでいたという。
異色の“競演”が実現した同ドラマは水谷豊(52)と寺脇康文(42)の主演コンビによる刑事もの=左写真=。「土曜ワイド劇場」からレギュラー化され、今回3シーズン目だが、「大人が楽しめる数少ないドラマ」(テレビ誌記者)として人気番組「トリビアの泉」の裏で平均視聴率13.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と健闘。
「組織の中でたまったストレスに負けず、反骨精神で大きな敵(事件)に立ち向かう姿が好感を持たれているようです」と松本基弘チーフ・プロデューサー。また、「作家さんたちへのダメ出しが多く、どの仕事よりつらいといわれる」ともいうだけに、話の面白さには定評がある。
ゲスト俳優も尾藤イサオ、深浦加奈子、原田龍二、西村雅彦、竹中直人らベテラン個性派が「『相棒』なら」と続々登場し、渋好みの中高年をまた喜ばせている。
サイクルが短い民放ドラマの中で半年間(2クール)の放送。回によっては米ドラマ「24」や「刑事コロンボ」などのスタイルを取り入れるなど“実験”にも意欲的。偶然ながら今回の“元夫婦競演”も話題には違いない。
ZAKZAK 2004/12/27