太鼓を中心に和楽器を演奏するグループ「TAO」(タオ)=写真=がブレークしている。イケメン、筋骨隆々ぞろいの男性メンバーにオバサマ族が熱狂。今年は韓流ブームを押しのける“和流ブーム”となるか。
「TAO」は、愛知県小牧市の太鼓好き人間が、平成5年に結成。蘇生能力のある最小の粒子「TAO」と、中国語で「道」を表す言葉「タオ」をかけた。邦楽にこだわらず、ポップスやアフリカ音楽も取り入れ、現在、男性7人、女性4人で活動。
「立ち上げ時、太鼓の素人ばかりでバチを持ち上げるのもキツかった」とリーダーで作曲担当の水藤義徳(31)。
「多い時は日に12時間のけいこ。会社組織で給料はあっても、食費だけ…(笑)」(同)の猛特訓をへて実力をつけ、太鼓が盛んな九州を活動拠点とした。
昨年、世界最大の芸術祭「エディンバラ・フリンジ・フェスィテバル」に参加。1000を超える参加者の中、チケットセールスもトップ。これを弾みに東京進出を決め、8月の東京での全公演も完売した。
その演奏能力に加え、メンバーのイケメン度も高い。ハードロックから転身した水藤は若い女性に、大太鼓担当の滝良平(22)はパワーと肉体美で、ヨン様のようにオバチャマ族にも大モテ。
「一生懸命に叩いていると、顔が引きしまってそう見えるのでは? ファンの間で僕の顔がついたバッジも作られていたのはうれしかった」と水藤もテレ笑い。昨年12月21日の東京国際フォーラムでのコンサートでは、ライブ終了後のファンとの握手会で、60歳過ぎの女性がメンバーの手を握って泣いていたのを記者は見た。
今年6月にオランダなど4カ国の海外公演を計画。大和魂でエンタメ界の韓流をはねのけてほしいものだ。
ZAKZAK 2005/01/13