 今度はNHKにTBSが噛み付いた |
政治家による圧力報道で朝日新聞と泥沼のバトルを展開するNHKが、今度はTBSと紛争勃発(ぼっぱつ)。NHK=写真左=が今春から週1回の放送を予定する「探検ロマン世界遺産」について、TBSが同局の既存番組とソックリであることから、放送中止を求める抗議文を送ったことが、分かった。
TBSの井上弘社長は23日の定例会見で、NHK「探検−」が同局系「世界遺産」(日曜午後11時半)に酷似していると指摘。「誠に遺憾だ。何とかしてほしい。NHKは番組企画がたくさんあって強大なのに、弱い民放と同じものをレギュラーでやることはないのではないか」と徹底批判した。
同局の「世界遺産」は平成8年4月から放送が開始され、今月20日で435回を迎えた長寿番組。抗議文では「TBSがさまざまな努力をし、コンテンツ価値を高めた『世界遺産』の分野にフリーライド(タダ乗り)の形で参入するのはNHKの肥大化を如実に示すもの」と警告したが、NHK側からは「バッティングしないものにする」と口頭で回答があったのみだという。
NHKは国連教育科学文化機関(ユネスコ)と協力し、788件にのぼる世界遺産を映像で紹介する「世界遺産デジタル・アーカイブス事業」の一環として同番組を企画した。
これにTBSの井上社長は「どういうふうにバッティングしないですむのか分からない。今のところ物別れに終わっているが、粘り強くやっていく。同じ企画をやらないで、取りやめてほしい」と話しており、NHKの戦火は拡大する一方だ。
ZAKZAK 2005/02/24