 昨年7月、セントさんの死に涙をぬぐうルイスさん |
「田園調布に家が建つ」−などのギャグで、80年代の漫才ブーム時に一世を風靡(ふうび)した「セント・ルイス」の星ルイス(本名・藤江充夫=ふじえ・みつお)さんが10日午後2時5分、肺がんのため57歳で急死していたことが16日分かった。昨年7月には元相方の星セント(本名・村山袈娑夫)さんが肺がんで56歳で亡くなっており、くしくも同じ病でセントさんの後を追った形。
所属事務所によると、ルイスさんは昨年暮れごろから食欲不振を訴えていたが、今月7日に体調が悪化。埼玉県越谷市の自宅から救急車で県内の病院に運ばれ、わずか3日で亡くなったという。
事務所関係者が9日に見舞ったときには、「まだ、オレ頑張れるから、やせた顔見られたくないよ。みんなに内証にしといてよ」と復帰への意欲を語っていたが、その翌日に容体が急変。帰らぬ人となった。
「みんなに内証に…」の意を酌んだ親族は12日に密葬を済ませた。戒名は「和顔院星留意主居士(わがんいんほしるいすこじ)」。芸能界の関係者にも、まだその死は知らせていないという。
22日に東京・新宿ワシントンホテルで関係者がしのぶ会を開く。
「セント・ルイス」は72年に結成。身長178センチのセントさんが153センチのルイスさんに強烈に突っ込む芸風と痛烈な社会風刺のネタで80年代に大人気を得たが、03年にコンビを解散。その翌年にセントさんが他界した。
ルイスさんはその葬儀で「コンビ別れはしたけれど、今でも誰か中に入って復活しろと言ってくれるのを待ってる。相棒! オレもいつかそっちへ行くよ」と号泣した。
ZAKZAK 2005/03/16