冬ソナブームはまだまだ健在−。九州大で全学部を対象とした教養科目「冬ソナブームの総合的研究」が今春開講し、13日の第1回講義には定員200人の教室に600人近い学生が詰め掛けた。竹島や歴史教科書問題で日韓友好ムードが揺らぐ中、若者らの韓国人気に陰りはないようだ。
多くの学生は通路や教壇の周りに座ったり、立ったまま受講。教室に入れず、あきらめて帰っていく学生もいた。
講義では、松原孝俊教授(日韓文化交流史)が、ソウル五輪やサッカーのワールドカップ(W杯)を機に、日本人の韓国に対する意識が変化してきたと説明。「冬のソナタ」の名せりふや、韓国スターの写真も交え冬ソナブームを解説した。
松原教授は「政治的あつれきが生じている今だからこそ、韓国に近い九州大で、冷静に日韓交流の現状を見ていこう」と語りかけた。
講義は前期のみ計10回で、今後は政治や教育などの専門家をゲストに招き、多角的に冬ソナブームを検証する予定。
九州大では昨年度も「韓国理解講座」を開き、受講者が約540人に上っていた。
ZAKZAK 2005/04/14