1973年にカンボジアで死去した戦場カメラマン、一ノ瀬泰造さん(享年26)の生涯を描いたドキュメンタリー「TAIZO」(中島多圭子監督、7月31日公開)の再編集版が完成し、23日、都内で披露会見が行われた=写真。
一ノ瀬さんはポル・ポト派の拠点であるアンコールワットの撮影に向かう途中に消息を絶った。
映画公開を機に発足した「TAIZOを100万人に伝える会」は、アンコールワットの街プラダックに小学校を建設する活動を展開中。現在、会員を募っている。
テレビキャスターから転身した中島監督は「アンコールワット一番乗りを目指した泰造さんの男らしさにひかれ、作品を撮りましたが、彼の仕事を追ううちに、戦火にあっても明るく生きようとする現地の子供たちに心を奪われていく彼のやさしさにひかれました。彼ならきっと、学校を建てたいと思ったでしょう」と話した。
ZAKZAK 2005/05/24