「週刊プレイボーイ」(集英社)が創刊40年で初めて“ミス週プレ”を選出した。いわゆるミスコンが減少する中、なぜミス−を始めたのか?
「アイドルがデビューするとあらゆる男性誌や写真集、DVDに露出し、ブレークが早いのと同時に消費するのも早い。育ってきた感もないまま、引く時は早い。ファストフード化が進んでいるんです」というのは同誌の田中知二編集長=写真左。
第1回ミス週プレに選ばれたのは現役女子高生の高部あい(16)=同右=は昨年、国民的美少女コンテストでグラビア賞を受賞、本格的な芸能活動はこれからという存在。今後半年間、“週プレ専属グラビアアイドル”になる。
田中氏は「高部さんは、ジーコジャパンでいえば大黒(将志選手)。アイドル界の大黒ですよ」と大絶賛。
“専属アイドル”を選定した狙いは「読者とともに、ゆっくり成長を見守ろう、“誌上たまごっち”みたいなものです」と説明する。
高部がミスに輝いた翌日には、仕事の問い合わせが早くも30件ほどあったという。
同誌の担当編集者は「1号にグラドル1人だけの少年漫画誌に比べると、うちは毎号10人載せている。うちでガンガンやります」と意気込む。掲載頻度が高く、アイドルとカメラマンとの信頼関係が高まり、素の表情を出していけるのは、編集的にもメリットがあるという。
目指すは“スローフードアイドル”。グラビアだけでなく、「あいちゃんのカレーが食べたい」という編集者たちの願いから“ミス週プレカレー特集”など、身近に感じられる特集も企画中。
担当編集者は「女性誌だと“小物チェック”とかあるでしょ。男性誌も、好きなアイドルが、こういうことをしているっていうのは知りたいし、ウケるのでは…」と説明し、「女性誌では専属の人気モデルがはまった時は売れるから、ウチでも専属アイドルのアイデアをいただこう、と。これを起爆剤にしたい」と話している。
田中氏は、専属アイドルとなる高部の魅力を「しゃべりがおもしろいし、バラエティーでもウケそう。顔のあどけなさとスタイルのよさのアンバランスもいい」とメロメロだ。
高部の所属事務所は、米倉涼子、菊川怜ら売れっ子女性タレントが多数所属するオスカープロモーションだが、「和み系の雰囲気があるおじさんキラー。インパクトを与えるより、周りの雰囲気を取り込んでいくタイプで、まだまだ未知の部分がありますね。いろんなことをやらせたい」と期待する。
現在、週プレの発行部数は50万部を数えるが、専属グラドルがどこまで販売部数に貢献するか−。
■たかべ・あい 美少女クラブ31のメンバーとして活躍中。身長165センチ、85・61・88のボディーサイズはただいま成長中で、「脚の長さには自信があります」と本人。「ミス週プレ」には応募総数5029人から選ばれ、賞金200万円をゲット。「家族で旅行に行って、しゃぶしゃぶを食べて、おばあちゃんに高級な補聴器も買ってあげたい」と大喜びした。
ZAKZAK 2005/06/28