廃部寸前だった広島大学相撲部を建て直し、主将になった女子大生の実話を描く映画「ちゃんこ」(サトウトシキ監督、来年1月公開)=写真右、制作会社ドリームワン提供=で、第7回全日本国民的美少女コンテスト(平成9年)グランプリ獲得の女優、須藤温子(21)が“まわし”姿に挑戦している。
平安時代のお姫さまのような清楚な雰囲気の須藤。これまでドラマやCMで見せたキャラクターとは一味違う演技が期待されている。
映画は、実際に広大キャンパスでロケ。須藤はブラジル人留学生に勧誘され、部の存続をかけて全国大会を目指す唯一の女性部員・由香を演じる。
「最初、まわしを締めるのがとても恥ずかしかった。でも、ロケの最後の方は締めないとしっくりこなくなって…。シコを踏み、まわしをポンとたたくと神聖な気持ちになり、相撲取りさんの気持ちが分かるようになりました」
1カ月のロケ中、柱に向かって何百回もテッポウを繰り返した。「腕と背中に筋肉がつき、以前着ていた服がキツくなった」と肉体変化も。
得意技は「すくい投げかな」と言うが、「実際に取り組みをやると、技はやろうとしてできるものでなく、無我夢中にやった結果に決まり手がつくのかな、と」。すっかり相撲通の顔だ。
 須藤温子 |
佐藤ヒデアキプロデュサーは、「タイトルには、留学生との異文化交流で生まれる出来事を描く思いを込めた」と言い、須藤の起用については「大林宣彦監督の『なごり雪』の須藤さんの演技をみて、とても自然だったから」と説明する。
さて、まわし姿の公開で、乙女心も微妙な須藤だが、恋のほうは?
「今はいませんが、お付き合いするならスポーツに1年間ぐらい没頭した人。やっぱり、厳しさを知っている人が魅力的ですね」ときっぱり。
今からでも遅くない、体鍛えようっと…。
ZAKZAK 2005/07/04