1968年の京都を舞台に、日本人と在日朝鮮人の青春像を笑いとけんかと涙で描き、高い評価を得た映画「パッチギ!」がDVD化された=左写真。激辛評論で鳴る井筒和幸監督(52、顔写真)は「自分の作品で劇場公開時に一番反響があった。めちゃくちゃ興奮した、あの時代を描けたと思う」と自信を見せる。
物語は、平凡な高校2年生の康介(塩谷瞬)が、朝鮮高校に親善サッカー試合を申し込みに行き、美少女キョンジャ(沢尻エリカ)と出会う。彼女が奏でる歌「イムジン河」を覚え朝鮮語も学ぼうとする康介だが、彼女の兄、アンソン(高岡蒼佑)は泣く子も黙る番長だった…。
プレミア・エディション(5985円、)には、塩谷が監督に怒鳴られたりするオフショットも多数。
「塩谷クンもだんだんよくなって、成長していったよ」と監督が言うとおり、映画とは別のドラマが見られるのはDVDならでは、だ。
“パッチギ”とは、乗り越える、突き破るという意味。転じて頭突きのことを指す。
「DVDって止めて見るやろ。けんかの場面、本当に頭突きが入ってるかどうか、確認するんもおもろいね。あと、鴨川でやった100人の乱闘。あれはもう1回やれ、言われてもできん。それくらい熱入っとったわ」
自腹で買うても、損はさせん−。
発売元=ハピネット・ピクチャーズ。スタンダード・エディションは3990円。
ZAKZAK 2005/07/29