優勝はおろか0.5ゲーム差で“ブービー”と、落ちるところまで落ちた巨人。視聴率も失速し、各局が放送延長時間を短縮するなか、ついに日本テレビまでが非情の決断を下した。同局は8日、試合展開によってはナイター中継の放送を延長しない方針を明らかにした。
「今季は優勝争いから後退し、ペナントレースも見えている。延長後の番組を待っている視聴者のニーズもあり、こういう判断も必要」
大ナタをふるった経緯について、日本テレビ総合広報部は説明する。
総合広報部によれば、大差がついた一方的な試合展開の場合、事前に実況などで知らせたうえ、放送延長を見合わせる。ただし、最大延長30分の方針には変わりなく、個人記録や優勝争いに関係する試合などについては、これまで通り中継を延長する。
9日の横浜戦から実施するが、総合広報部は「横浜の佐々木(主浩)投手の引退登板が予定されているので、おそらく9日は延長されるのではないか」としている。
今季の巨人戦のテレビ中継は、ふがいないチームの失速に合わせて視聴率も低下。オールスター以降は一度も9%にすら届かず、放送前から大差がついた7月28日には5.2%を記録した。7日現在で平均視聴率は10.97%と、このままでは2ケタを割る勢いだ。
すでにフジテレビとTBSは最大延長時間の15分短縮を決めている。
総合広報部は「来季どうするかについては白紙」としているが、「巨人が強ければこんなことには…」と思わず本音もこぼれた。
ZAKZAK 2005/08/08