タレントショップといえば、山田邦子や加藤茶などそのキャラクターで売るのが全盛の時代があったが、最近はタレントが本格的に飲食店経営に乗り出し、成功するケースが増えている。その評判は…。
元B21スペシャルのデビット伊東(39)は、バラエティー番組の企画でラーメン店で修業し、実際にラーメン店「でび」を開業、複数の店舗を展開するまでになった。デビの探究心から経営は順調。ラーメン通も「うまい」とうならせるほど。
今、デビをしのぐほどの人気店を経営するのは俳優、河相我聞(30、写真)。東京・立川にあるラーメン店「我聞」を訪ねた。
店は今年4月にオープン。我聞は開業から2カ月、ほぼ毎日店頭で客を迎えた。店が入るビルのフロアにはラーメン店7店が並ぶ“ラーメンバトルコロシアム”。「我聞」は1日400杯を売り上げ、7店中トップ。
そのラーメン人生は03年12月に始まった。
「ちょうどドラマがとんじゃってヒマで」と受けたラーメンプロデュースがきっかけ。ラーメン通ではなかったが、元々、料理は得意で「やるからには出来るようになりたい」と友人の店で修業。昨年4月に店主を任され、今年は経営にも手を染めたのだ。
「あれよあれよ、といつの間にかここまできちゃった」と淡々と話す。
「体にやさしいものを作りたい」がポリシーでかん水も使わない。店内も白を基調におしゃれな雰囲気で、女性ひとりでも入りやすい。
汗だくでラーメンを作る我聞だが、「イタリア、フランス料理なら断ってた。線が細いから、あまりにもそのままのイメージでしょ」とも。
「なんでラーメン屋なの? 今さら苦労する必要ない」と周りに猛反対されたが、「一般の方と触れ合いたい」の思いでオープンにこぎつけた。妻も「今まで食べた中で一番おいしい」と週1回は1時間かけて通う。
仕事との両立も「もともと家庭と両立していた。二足のわらじが三足になっても変わらない」。そして、「タレントだって甘く見てると知らないよ!」と自信。
我聞の本気、味わってみては−。
ZAKZAK 2005/09/27