ヒット曲「恋のマイアヒ」に登場するキャラクター「のまネコ」をめぐり、大手レコード会社・エイベックスの松浦勝人社長(41)=写真左=に対する自宅への放火予告が、ネット掲示板「2ちゃんねる」上に書き込まれ、エ社は3日までに警視庁へ被害届を提出した。ネット上に端を発した「のまネコ騒動」は、大きく波紋を広げている。
エ社の松浦社長を名指しして、「おまえの自宅に放火し、一家全員バーベキューにしてやる」などと同掲示板に書き込まれたのは1日午後8時32分。「社員も松浦も、いつでも狙ってるのでせいぜい24時間気をつけてることだな」などとも書かれていた。松浦社長は広報を通じ、「非常に恐怖を感じる。社員・家族に危害を加えようとする行為は反社会的」とのコメントを発表した。
9月30日には同じく2ちゃんねる上に「のまネコ」関連のキャラクターグッズ販売の中止などを要求し、受け入れない場合は「社員を刃物をもって殺害する」などとの書き込みがあったばかりだった。
この問題は、モルドバ共和国出身の3人組O−ZONEのヒット曲(原題「DRAGONSTEA DIN TEI」)の、日本語にも聞こえる歌詞にあわせて踊るキャラクター「のまネコ」が、2ちゃんねる上で多く使われる「モナー」と呼ばれるキャラクターにそっくりとの声が続出。
当初は好意的な声が多かったものの、7月にエ社が「のまネコ」の商標登録を申請したことで、同掲示板で怒りの声が相次ぐようになっていた。
エ社は30日にのまネコの商標登録申請を取り下げ、これまで特典としてつけられていたのまネコのフラッシュムービーを今後は付けないことも発表。
ただ、のまネコが“パクリ”か否かについては、「モナーなどにインスパイアされ、新たなオリジナリティーを加えて商品化したもの」と説明。パクリではないことを強調し、グッズ販売などは続けることを発表しており、このことが掲示板上での怒りに油を注いでいる。
同掲示板の管理人、西村博之氏がエ社側を皮肉るようにエ社の歌手、浜崎あゆみさん=同右=のロゴに似た「のまタコ」というキャラクターの使用を問うた公開質問状を送るなどの騒動も起きている。
ZAKZAK 2005/10/03