 妻のペギーさん(左)とは、芸能界でも指折りのおしどり夫婦として知られた根上さん |
1950年代の大映映画で二枚目として活躍した俳優、根上淳(ねがみ・じゅん、本名・森不二雄=もり・ふじお)さんが24日午後3時54分、入院先の東京都新宿区内の病院で脳梗塞(こうそく)のために死去した。82歳。東京都出身。通夜は26日午後6時、告別式は27日正午から、いずれも東京都中野区中央2の33の3、宝仙寺第一式場で。喪主は妻で歌手のペギー葉山さん。
根上さんは、バイオリニストの森乙の長男として生まれ、法政大学在学中に学徒出陣。見習い士官として飛行訓練を受けていたが、胸を悪くして入院し、そのまま終戦を迎えた。戦後、大学に復学、卒業後は進駐軍の通訳などをしていたが、1947年に大映の演技研究所に入る。49年に「母三人」(大映、中代富士男監督)で俳優デビュー。翌50年の「二十歳前後」(同、須田鐘太監督)で主演を果たす。以後、67年に大映を退社するまで100本以上の作品に主演した。その後は、テレビに活躍の場を移し、ドラマ「あしたこそ」(68年、NHK)、「おさな妻」(70年、東京12チャンネル)などのほか、「帰ってきたウルトラマン」(71年、TBS)の伊吹竜隊長役でもファンに親しまれた。成瀬巳喜男監督の「稲妻」(52年)などの名演が光る。
65年にペギーさんと結婚し、芸能界を代表するおしどり夫婦として知られたが、97年から闘病生活を送っていた。
妻のペギーさんは「長い闘病生活でしたが、今は深い悲しみの中で、よく頑張ったね…“あっぱれ”という言葉をかけてやりたいと思います。長い間の皆様からのご支援に感謝申し上げます」などと文書でコメントを発表した。
ZAKZAK 2005/10/25